無菌室

無菌治療室管理加算について

〇無菌治療室管理加算1(3000点)※令和6年度医科診療報酬 抜粋

  • 1.当該保険医療機関において自家発電装置を有していること
  • 2.滅菌水の供給が常時可能であること
  • 3.個室であること
  • 4.室内の空気清浄度が、患者に対し無菌治療室管理を行っている際に、常時ISOクラス6以上(旧クラス1,000以下)であること
  • 5.当該治療室の空調設備が垂直層流方式、水平層流方式又はその双方を併用した方式であること
【例】
水平層流型無菌治療室

〇無菌治療室管理加算2(2000点)

  • 1.室内の空気清浄度が、患者に対し無菌治療室管理を行っている際に、常時ISOクラス7以上(旧クラス10,000以下)であること
  • 2.管理加算1の1.及び2.を満たしていること
【例】
水平層流型無菌治療室

洗浄度クラス規格比較表

ISO
14644-1
上限濃度(個/m³)
測定粒径
Fed - Std
209E
0.1µm 0.2µm 0.3µm 0.5µm 1µm 5µm
ISOクラス1 10 2
ISOクラス2 100 24 10 4
ISOクラス3 1,000 237 102 35 8 1
ISOクラス4 10,000 2,370 1,020 352 83 10
ISOクラス5 100,000 23,700 10,200 3,520 832 29 100
ISOクラス6 1,000,000 237,000 102,000 35,200 8,320 293 1,000
ISOクラス7 352,000 83,200 2,930 10,000

※ Fed-Std209E は、2001年11月に廃止されました。