エアーリアコンパクト(空気循環式紫外線清浄機)

エアーリアは、強力な紫外線を利用し、室内の空気を除菌する空気循環式紫外線清浄機です。
エアーリアコンパクトで使用されている紫外線(UV)ランプの新型コロナウイルス(ARS-CoV-2)の不活化効果について、
評価試験を行った結果高い有効性があることが確認されました。

紫外線による除菌は、細胞を司るDNAやRNAに直接作用するため、
細菌やウイルスが突然変異した場合においても効果が期待できる除菌手段です。

エアーリアコンパクト(空気循環式紫外線清浄機)の特徴

1.強力な除菌力
強力な紫外線(UV-C)で細菌(枯草菌芽胞)を99%除菌することが可能です。
2.安心・安全
紫外線が外に出ない構造のため人や、その他室内の品物、機器類に影響を与えません。
また、紫外線除菌は薬品と異なり耐性菌を作りません。
3.設置・メンテナンスが簡単
設置工事も必要なくコンセントを電源に差し込むだけ
メンテナンスもフィルター除菌方式と異なりランプを交換するだけのため、簡単になっております。
連続使用で約1年近くランプ交換作業が不要になります。

紫外線による細菌やウイルスの除菌について

細菌やウイルスを不活化させるメカニズムは、細菌やウイルスが持つ遺伝子(DNAやRNA)の光の吸収スペクトルと、紫外線ランプが発するスペクトルが類似しているため細菌やウイルスに紫外線を照射すると、遺伝子(DNAやRNA)が光化学反応し、増殖機能を失います。

紫外線による細菌やウイルスの除菌について

エアーリアの波長は最も殺菌力を持つ260nm付近の紫外線を当てております。
この波長を直接人体に照射すると、人の細胞にも影響があるので内部で除菌→空気を循環させることで空気を徐々に清浄する役割を持っています。

紫外線による細菌やウイルスの除菌について

細菌やウイルスには様々な種類があり、紫外線による除菌効果の度合いは様々ではありますが、基本的にどの細菌やウイルスであっても遺伝子(DNAやRNA)を持っているので、紫外線による不活化のメカニズムを考えれば、紫外線はあらゆる細菌やウイルスを除菌させる効果が期待できます。

エアーリア シーリングを運転することによる浮遊菌(枯草菌芽胞)をどの程度除去できるかの評価試験より、
60分で約90%、180分では約99%の除去性能がありました。

紫外線ランプの新型コロナウイルスの不活化効果について、高い有効性の確認

紫外線(UV)ランプの新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の不活化効果について、評価試験を行った結果高い有効性があることが確認されました。

評価ウイルス
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)
試験品

空気循環式紫外線清浄機「AIRLIA(エアーリア)」及び、紫外線殺菌装置「STERI-EYE(ステリアイ)」シリーズなどに搭載するUVランプ

  • 1. エアーリア、エアーリア コンパクトなどに搭載するUVランプ
  • 2. エアーリア プラス、エアーリア パワー、ステリアイなどに搭載するUVランプ
試験方法
プラスチックシャーレにウイルス液を塗布し、乾燥した状態において各種UVランプの紫外光を照射後に、回収したウイルスの感染価をTCID50法にて測定
試験結果
試験品の1、2のUVランプは共に3mJ/cm²で99.9%以上の新型コロナウイルス不活化を確認
  • mJ/cm²:UV照射での積算照射量(積算光量)を示す単位
引用:製造元ニュースリリース
「当社の紫外線(UV)ランプによる新型コロナウイルス不活化の有効性を確認」

空気循環式紫外線清浄機の設置容量目安

エアーリアコンパクトの風量は1.1㎥/minなので60分に約66㎥の空気を処理します。
例えば、天井高2.5mの場合、約16畳の部屋にエアーリアコンパクトを1台稼働させると、60分で室内の空気を一回分処理することが可能です。

  • ただし、実際の使用環境では人の出入りなど風通しのある場合もありますので、台数設置の目安としてお考えください。

空気循環式紫外線清浄機の仕様

使用目的:浮遊菌の除菌
処理方式:紫外線+ファン送風方式
処理風量:1.1m³/min
消費電力:FZST15202GL15/16:43.1W(50Hz)、36.3W(60Hz)
適合ランプ:GL15×2灯
本体:鋼板(仕上色:ホワイト)
質量:9.6kg
電源コード:約1.7m(プラグ付)

空気循環式紫外線清浄機の仕様
  • エアーリアは医療機器ではありません。
  • 「エアーリア」は、岩崎電気株式会社の登録商標です。
【製造元】
岩崎電気株式会社