2007年4月、JOSOフライング・クラブ飛行場(茨城県)で
ラジコン飛行機の曲技、F3A世界選手権選抜大会が開催された。
大会を制した弱冠20歳の音田哲男選手、鈴木貢司(2位)、
秋葉洋一郎選手(3位)は、2年に1度の世界選手権(11月・
アルゼンチン)に出場する。3選手にコスモトレードのラジコン
燃料「COSMORCFUEL」を愛用する理由などをうかがった。
左から、鈴木選手、音田選手、秋葉選手
 音田哲男選手は、03年のF3A日本選手権で初優勝以来、4年連続で国内制覇。05年の世界選手権では、10年以上負けなしという世界王者クリストフ・ペイサン・ルルーに迫る2位となった。今年のアルゼンチン大会で雪辱に燃える音田選手は、COSMO RC FUELについてこう語る。
 「使い始めたのは04年の夏からです。特徴はまずトラブルが起きにくいこと。ラジコン飛行機のエンジンは非常にシビアで、調整を誤ると飛行中にエンジンが止まってしまうこともあります。大会でもエンジントラブルによる失格者が数名でますから。その点で燃料の安定性は非常にありがたい。また,調整の許容範囲が大きいのでニードルを決めやすく(※)、エンジンのセッティングに手間取らないので、曲技に集中できます。パワーもあって扱いやすい。風の強い日などは差がでます。」
※エンジン内部で燃料を燃焼させる際、燃料と空気を混合させて
 爆発させるが、エンジン高いパワーを発揮するには混合比の調整が重要。
 その調整を「ニードル調整」という。気温、湿度、気圧によりベストな
 混合比が変わる。
 鈴木貢司選手は、ラジコン歴33年でF3A日本選手権に25年連続出場。アジア大会優勝、世界大会5位の成績を持つ。鈴木選手と秋葉洋一郎選手はラジコン無線機メーカー、双葉電子工業の同僚で、コスモトレードの燃料開発にアドバイザーとして協力している。
 鈴木選手はCOSMORCFUELについて、「品質が安定していて、エンジンの耐久性に優れた配合ですね。また、当社の電子制御エンジンの開発時、対応する燃料をコスモトレードにつくってもらいました。その際、国内燃料メーカーで初めてオイル量の表示をしたことが評価され、拡販につながったのだと思います。今後、ラジコンは音と煙など、環境への対応が重視されるでしょう。現状に満足することなく新しい技術を導入してほしいですし、一層エンドユーザーとのコミュニケーションも大切にしてほしいですね。」
 秋葉洋一郎選手は、日本選手権優勝多数、アジア・オセアニア大陸選手権優勝、世界選手権4位など、日本のエースとして長く君臨してきたリーダー的存在だ。
 「年間の温度差に左右されず、安定した燃調が得られるのがいい。長いことR/C曲技をやり、数多くの大会に参加してきましたが、競技でいい成績を残すには、燃料がいかに安定しているか。特にエンジンには神経を使いますから、今のCOSMORCFUELは、本当に安定した燃料で、安心感があります。初期のころから完璧だったわけではありませんが、問題解決に真剣に取り組んでくれましたね。そのような燃料の開発にかかわってこられたことも、私にとって誇れる一面です」。
ラジコンエンジンはガソリン
エンジンと仕組みが異なる
ため、専用の燃料(グロー燃料)
を使用する。
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